心の緊張は身体の緊張

心と身体の繋がり

今回は心と身体の繋がりに関する内容です!

人は誰しも緊張するという心理状態を味わったことはあるかと思います。

・大勢の人前でのスピーチ
・第一志望の学校の受験
・怖いと有名なお化け屋敷に入る

などなど様々な緊張の種類はあると思いますが、おそらくあなたもこれまでに緊張したことはきっとあるはずです。

ではその時を思い返してみて下さい!

もしかしたら、その時に身体全身に妙に力が入ってガチガチになっていなかったですか?

実は心の緊張と身体(筋肉)の緊張には密接な関連があるのです。

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筋肉が緩むと恐怖心が減少!?

F・D・マッグリンという方が行った実験によると、筋肉の弛緩が心の弛緩に関係していることが示されています。

蛇に対する恐怖の程度が強い被験者を集めて、実験群と比較群に分けた。

実験群は漸進的筋弛緩訓練を6日間実施し、その2週間後に実験に入る。
比較群は訓練を受けずに実験に入る。

※ 漸進的筋弛緩訓練
特定の筋肉の緊張と弛緩を意識的に繰り返し行うことにより身体のリラックスを導く方法 。
例えば肩の筋肉の場合、 両肩を上げて首をすぼめるように肩に10秒間力を入れる 。その後、15~20秒間脱力して筋肉を弛緩するという方法。

実験はゲージに入った蛇を見せられ、それにどれだけ近づくことができるか自分で近づいていくテストが行われた。(1回4分間で、2分間隔で合計6回実施)

この6回毎に恐怖の程度を10段階で評価することと、心拍数(緊張すると↑)と皮膚電位反射(緊張すると値が↑)を指標として調べられた。

実験の結果は以下の通り。

  • 筋弛緩訓練を事前に受けた実験群の方が比較群に比べて、より蛇に近づくことができた。
  • 6回の各テストでは恐怖心の10段階評価は実験群の方が比較群よりも低かった。
  • また心拍数も皮膚電位反射も筋弛緩訓練を事前に受けた実験群の方が比較群よりも値が低かった。

緊張した時には筋肉を緩めよう!

つまり、この実験から筋肉を弛緩させておくと、緊張や恐怖の事態の時に混乱の程度を低めることができるということが分かります。

日頃から筋肉を緩める意識を持つことは身体だけでなく、心にも良い影響があることが考えられます。

そして、いざ人前でのスピーチなどで緊張する場面に遭遇したら、手のひらに「人」という字を書いて飲み込むよりも、筋肉を緩めることを意識してみてはいかがでしょうか?

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