理想的な姿勢ってどんな姿勢?~良い姿勢がもたらすメリット~

姿勢

前回の記事で猫背姿勢になる原因や悪影響について伝えてきました

まだ読んでいないという方はぜひこちらの記事を読んでみて下さい!
猫背姿勢が与える身体への悪影響とは?

そこで今回は理想的な姿勢とはどんな姿勢なのか?
そして、良い姿勢を獲得することで得られるメリットについて伝えていこうと思います。

スポンサーリンク

理想的な姿勢ってどういう姿勢?

姿勢を良くしたいと思っている方は多いと思います。

では一般的に「良い姿勢」「正しい姿勢」ってどんな姿勢のことを言うのでしょうか?
何となく背筋がピーンと伸びた姿勢ってイメージする方は多いのではないでしょうか。

良い姿勢と悪い姿勢の判断基準

実は「正しい姿勢」と言っても統一された定義があるわけではないのですが、理学療法の分野で一般的に用いられている良い姿勢と悪い姿勢の判断基準は以下のようになっています。

① 重心線と支持基底面との関係 (力学的視点)
② 疲労しにくい姿勢 (生理学的視点)
③ 心理的に安定している (心理学的視点)
④ 作業能率が良い (作業効率的視点)
⑤ 美的に見て美しい (美学的視点

引用: 中村隆一 ,基礎運動

上記のように、様々な視点から「良い姿勢」と判断しなければならないことが分かります。

理想的な姿勢の重心線の位置

今回は重心の位置から考える理想的な姿勢に焦点を当てていきます!

まず、こちらが理想的な姿勢の重心線になっています。
姿勢を評価する上での基準となります。

図.左(後方から見た重心線
後頭部の正中線上に隆起する骨背骨後側で隆起 している部分お尻の中心両膝の中心内くるぶしの中

図.右(横から見た重心線)
耳たぶ肩の中心股関節横の突起部分(大腿骨上部の外側に突起している隆起)膝のお皿後面外くるぶしの前

これらの指標が一直線上に並んでいれば、その姿勢は理想的な姿勢と言えるでしょう。
感覚的には頭のてっぺんから一本の糸で吊られているようなイメージです。

猫背は理想的な姿勢と比べると…

では、続いて猫背姿勢の重心線を見ていきましょう!

このように猫背は頭部が前にでる、背中が丸まっている、骨盤が後ろに傾くなどの特徴があります。

重心線に注目してみると、身体が前のめりになり重心が前方寄りになっていることが分かります。

重心が前方に偏位しているということは、前に倒れないように背面の筋肉(背筋、お尻の筋肉、太腿の裏の筋肉、ふくらはぎなど)を過剰に働かせて姿勢を保持しているということになります。
そのため、背面の筋肉への負担が大きくなり、筋肉へのコリなどに繋がってしまいます

良い姿勢がもたらすメリット

では、最後に良い姿勢が身体にもたらす好影響について触れていきましょう!

・肩こりや腰痛になりにくい
・疲れにくい
・呼吸しやすくなる
・代謝が良くなる
・内臓の活動が良くなる
・筋肉が効率よく働く(パフォーマンス向上)
・太りにくい
・見た目が美しく好印象
・集中力が上がる
・心理的影響

などが主に良い姿勢によってもたらされる好影響になります。
肩こりや腰痛になりにくいだけでなく、代謝や内臓の活動など身体の中にまでいい影響を及ぼすので良いこと尽くしですね。

また、理想的な姿勢を維持するだけで体幹の筋肉を使うので、日頃から良い姿勢を意識してキープするだけで体幹の筋肉を強化することも可能です。

ぜひ、これをきっかけに日常生活の中で良い姿勢を心掛けてみてはいかがでしょうか?

コメント